アイタスクにキャリブレーション機能を追加

データ読込み精度が向上する『キャリブレーション機能』

aiTask(アイタスク)は、書面をクラウド上にドラッグ&ドロップするだけでデータベース化して管理が行えるサービスです。

スキャニングした書面のサイズや位置の違いがあっても、高い精度でデータベース化するための機能が実装されました。

キャリブレーションとは?

元々の意味は、測定器が仕様通りの測定精度で測定できるように校正することを言います。測定する時に標準通りの値を得るために、基準を設定してデータの偏りを計測したり、正しい値になるよう調整したりすることです。

一般的なキャリブレーション機能の例としては、モニター、デジカメ、プリンター等が備える『カラーキャリブレーション』があります。これは機器ごとの発色特性の違いや個体差、経時変化などを補正し、どの装置でも同じ色が再現されるように調整する機能です。

アイタスクのキャリブレーション機能

上下左右の位置ずれ、拡大縮小サイズの違いに対応

企業が紙面をデータ化して管理する時には、スキャナーやコピー機などのOA機器が使われています。紙をスキャニングすることでPDFファイルや画像(JPG、GIF、PNGなど)にデータ変換して保存、管理されています。

この時、スキャンする端末によって読み込む書面の大きさ(拡大縮小サイズ)、表示される位置(上下左右)にバラつきが出ます。具体的には次のようなものです。

拡大・縮小サイズの違い

ExcelやWord、パワーポイントなどを使って帳票をPDFファイルとして印刷する場合でも、余白設定が変わることで書面のデータサイズに違いがでます。

上下左右の位置の違い

紙をスキャンしてデータ化している場合、必ず上下左右の位置にバラつきがでます。PDF化された書面にも、記載情報の位置にバラつきが生まれます。余白が一定に保たれる事は、ほぼありません。

これに加えて、多少は斜めにスキャンされているケースがほとんどです。

上下左右の位置、拡大縮小サイズ、回転角度の発生、スキャンしてデータ化した時には、この3つのバラつきが混在している状態になります。

アイタスクを使って書面をデータベース化する時、このバラつきが大きい場合は読み込む情報の精度が下がってしまうケースがありました。

キャリブレーション機能の活用メリット

アイタスクのキャリブレーション機能を活用することによって、スキャンした帳票の拡大縮小サイズの誤差、位置の誤差を補正し、高い精度で読み込めるようになっています。

補正が加わることにより、ドラッグ&ドロップしてデータベース化するときの精度が上がります。主に次のようなデータの管理を行う場合に役立ちます。

  • 紙の請求書をスキャンし、 PDFデータを管理する場合
  • FAXで届いた注文書をスキャンし、 PDF データを管理する場合
  • 郵送されてきた書面をスキャンし、 PDF データを管理する場合
  • 顧客がサインした書面をスキャンし、PDFデータを管理する場合

設定方法

管理する書面ごとに読込むルール(テンプレート)を作成します。その際にキャリブレーションの基準を設定します。

補正する基準を設定できるかどうかの判断が必要になります。キャリブレーション機能の設定をご希望の際には、サポート担当者へお問合せください。

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